富士経済は、住宅の省エネ性能を高める製品などが好調な住宅設備・建材の国内市場を調査し、その結果を「住宅設備・建材市場トレンドデータ便覧2024」としてまとめた。
住宅設備15品目、建材14品目について調査したもので、それによると2024年度の住宅設備・建材の市場は4兆429億円が見込まれるとし、22年度以降、各社で価格改定が相次いでいることや住宅設備メーカーを中心に既築向けに中・高級品の展開強化を図っていること、カーボンニュートラル社会の実現に向けた補助金制度や規制強化により省エネ性の高い高価格品の需要が伸びていることもあり市場は拡大するとみられる。