第20回管工機材・設備総合展
出品説明会開催

   2021年3月9日に大阪市中央区のホテル日航大阪で「第20回管工機材・設備総合展OSAKA2021」の開催説明会を開いた。出品者募集を開始し、展示会成功に向け本格的に始動した。  
   同展は大阪・南港のインテックス大阪6号館Aで9月9日〜11日までの3日間開催される。昨年9月に総合展実行委員会(委員長木澤利光副理事長)を組織し会合を重ねて開催要項などを決定。前回までの出品者らを中心に広く呼びかけて説明会を開催した。出品の申込締め切りは6月2日まで(満小間になり次第締め切る)。挨拶する岡ア理事長  
   今回はメインテーマに「新時代の流体テクノロジー」、サブテーマに「打ちましょ関西 もうひとつせ管材 祝うて三度20回」を掲げ、共催団体として大阪ポンプ卸商組合(会長九喜延之氏)のほか日本能率協会が参画し、経済産業省近畿経済産業局、大阪府、大阪市、大阪商工会議所をはじめ17団体が後援する。  
   出展小間数は360小間を予定し、前回(1万5292名)を上回る来場者数をめざす。開催時間は午前10時から午後5時(最終日は午後4時)。  
   大阪展は、東京、愛知の管材総合展ではみられない独自の展示方式として品種別ゾーン展示を取り入れており、今回も引き続きこの展示方式を採用する。来場者から「見たい製品について競合商品・関連商品も含め集中的に見学できる」などとして好評を得ているもので、「管・継手(金属)」、「管・継手(合成樹脂)」、「バルブ」、「住設・空調」、「ポンプ」、「支持金具・機械工具・副資材」、「コンピュータソフト・その他」、「公的機関・業界団体」などのゾーンを設けるほか、後援団体や大学・学術研究機関などにも出展を促し産・官・学の新たな創造の場を提供する。  
   また、毎回好評を得ている大学3年生を主対象にした「業界研究イベント」を実施し、実際に製品に触れて営業の現場を見ることで管材業界への就職意識を高め、魅力を広く発信していく。期間中、日本能率協会の協力のもと管工機材ユーザー向けの講演会・セミナーも実施し、来場増員を図っていく。説明会には約200名が出席  
   9日に行われた説明会には約200名が出席。大阪府はじめ官公庁の諸基準と業種別ガイドラインに準拠した感染防止対策のもと行われた。説明会に先立ち岡ア理事長が日頃の事業運営に感謝の言葉を述べ、「43年前、天満橋のOMMビルで第1回総合展が開催された。当初は3年おきの開催であったが、第6回よりインテックス大阪に会場を移し2年おきの開催となった。回を追うごとに内容も充実し、今年20回目の大きな節目を迎える。新型コロナウイルスの流行により我々の社会活動も変化を余儀なくされた。今こそ協同組合の使命を再認識し、業界全体を盛り上げていかなければならない。快適で健康的な環境を創造し、産業基盤の構築を図る管工機材の魅力を多くの方に伝えたい」と意気込みを述べ出展を呼びかけた。  
   続いて木澤実行委員長が副実行委員長(久門龍明、名田篤、束田勝、古田克弥、瀬戸邦明、吉田昌広、土井靖士、豊浦栄治郎、濱田武司、山村政幸、一瀬知史の各氏)11名を紹介し、「総勢31名の実行委員で知恵とアイデアを出し合い、大阪らしくユーモアと元気あふれる展示会にして管材から関西を盛り上げていきたい。コロナ禍の状況であるが、最新のテクノロジーを広くPRできる場となるよう新たなシステム、施策も考えている。リアルに見て、感じて、未来につながる展示会にしていきたい」と出展をよびかけ、土井靖士副実行委員長が前回展の実績報告や「ユーザー団体来場助成金」、「業界研究イベント」などの主要施策を紹介し、今回新たに導入したWeb上での出品申込の方法について説明を行った。


第2回商品知識研修会開催
バルブと住設機器学ぶ

   2020年11月18日、大阪市中央区のマイドームおおさか8階第1・2会議室で組合員企業の若手・中堅社員らを対象に商品知識研修会を開催した。  
   組合では教育事業の一環として、管材業界で取り扱う商品の基礎知識や日常業務を行ううえで必要となる業界用語などの知識習得を目的に、入社1、2年の若手社員・女子社員を対象にした商品知識研修会を平成19年度から毎年実施しており、今年度は少しレベルアップした内容に変更して行った。ベンによる研修  
   50名が参加した今回の研修は、新型コロナウイルス対策として通常の会場収容人数の3分の1程度で行われ、はじめに事業教育委員長でもある瀬戸邦明理事が「コロナ禍の影響で今年度は2回で終了となるが、従来に比べ少し踏み込んだ研修内容となっているので明日からの営業活動に是非とも生かしてほしい」と挨拶した。  
   今回は、バルブと住設をテーマに取り上げ、ベン広報課のM田健太氏が「自動弁の基礎」、TOTO関西支社販売推進部販売推進第一課係長の加納竜太氏が「建築専門家のための情報サイト"COM―ET"について」、LIXILトイレ・洗面事業部トイレ・洗面品質保証部設備商品技術グループの久光敏夫氏が「INAXビジネスユーザー向け"いいナビ"活用による商品検索方法」と題して研修を行った。  
LIXILによる研修    バルブについては、自動弁の作動原理とその用途、よく発生するクレーム事例などについて説明を行った。  
   住設機器については、各社のHP情報サイトを使ったCADデータや新商品情報検索などの活用方法について紹介が行われた。


パソコン講習会を開催

   今年度も2020年10月から11月にかけて大阪市中央区の大阪産業創造館で大阪卸商連合会と合同でパソコン講習会を開催した。パソコン講習会の様子  
   この講習会は、日常業務に活用できるエクセルを用いたデータ管理など実務レベルのスキルアップ向上を目的に、組合員企業の社員教育の一環として毎年実施されている。  
   今年度は10月20日に開催されたエクセルの起動からワークシートの操作、グラフ作成など基本的操作の習得に特化した「エクセル基礎コース」を皮切りに表の作成・編集時に関数を活用した「エクセル仕事活用活用コース」のほか今回新たにピボットテーブルなどを用いて作業の効率化を学ぶ「エクセル仕事活用コースB」も開講され、それぞれ2日間(各回3時間)、計6講座が行われた。  
   10月20日に行われた「エクセル基礎コース」には20名が参加し、簡単なデータの集計方法やグラフ作成、表の書式設定など実務に使える基本操作を学習した


「人材確保と支援金」をテーマにハイブリッドセミナー開催

   2021年3月3日に大阪市西区の組合会館3階会議室で人材確保と支援金をテーマにZOOMでの参加形式を用いたリアルとWebのハイブリッド型セミナーを開催した。  
   今回のセミナーは全国管工機材商業連合会(管機連)の人材委員会によるセミナーも兼ねて行われ、当組合の組合員・賛助会員のほか東京、千葉、神奈川、愛知、京都など各地区会員も参加し実施された。ハイブリッドセミナーの様子  
   講演に先立ち岡ア理事長は「例年、大阪組合ではこの時期に経営者向けセミナーを開催していたが、ニューノーマル時代を迎えた現在、採用力を向上し、優秀な人材を確保することが我々に課せられた重要課題であると認識し、大阪労働協会様の協力を得て今回のセミナーを企画した。コロナ禍による環境変化で、Web面接など新たな取り組みが人材採用面でも求められている。コロナ対策として当組合初の試みとなるハイブリッド型セミナーとなった。リアルでの参加は、通常の収容人数の半分以下とさせてもらったが、ZOOMでのリモート参加やYouTube視聴など約150名の方にご参加いただき感謝している。明日からの人材育成、採用活動の一助となることを願っている」と挨拶した。  
   パーソナルヴィジョン研究所取締役副社長キャリア開発部長の今恒男氏を講師に招き行われたセミナーでは、コロナ禍での新卒者採用状況の変容や具体的なWeb選考の注意点、企業支援金などの活用方法について説明が行われ、参加者らはそれぞれの企業の現状と照らし合わせ問題点を再認識していた。  


ボウリング大会開催

   2020年10月13日、大阪市中央区の心斎橋サンボウルで恒例の親睦ボウリング大会を開催した。万全の対策をとって実施  
   福利厚生事業の一環として毎年開催されているもので、今回は17社68名が参加した。感染拡大が懸念される新型コロナ感染症対策として会場を組合で借り切った上で、1レーン2名でのプレイとし、2レーンごとに飛沫感染防止シートを設置するなど3フロアに分かれてプレイを楽しんだ。  
   ゲーム終了後には福利厚生委員長の古田克弥理事が館内放送を用いて順位を発表し、フロア別に表彰式も行われ、順位が発表されるたびに拍手に包まれ親睦を深めあった。


大阪卸商連合会令和2年度表彰催
当組合から多数の永年勤続表彰

   大阪卸商連合会(会長吉木学氏)では、卸商業の振興に貢献した個人・企業と永年勤続社員らを表彰しており、令和2年度となる今回は団体役職員と従業員ら338名と9事業所が表彰された。  
    また、営業活動や人材育成を通じて企業発展、業績向上に貢献したとして11名が特別表彰を受けた。


令和2年度大阪府商工関係者表彰
当組合役員の福井、梅原両氏が受賞

   商工業の振興発展に貢献した個人・団体を表彰する令和2年度大阪府商工関係者表彰がこのほど実施され、個人250名と10の事業所・団体が表彰された。  
   当組合関連では、団体役員の部で福井珠樹理事(クリエイト代表取締役会長)と梅原潤也理事(古林産業機具執行役員大阪支店長)が表彰された。  
   なお、表彰式は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止となった。


PSTO青年部く
秋の研修会で古典芸能学ぶ

   PSTO青年部(会長瀬戸邦明氏・セトバルブ社長)は2020年11月2日、大阪市中央区の山本能楽堂で18名が参加し秋の研修会を開催した。  
   今回の研修会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により例年好評を得ている家族参加の新年会や各種研修事業を中止とせざるを得ない状況の中、「なにか学びにつながる事業を企画したい」(瀬戸会長)との思いから濱田武司会計(濱田産業社長)が担当幹事となり企画されたもの。記念写真におさまる出席者  
   山本能楽堂は、大阪のオフィス街にひっそり佇む能楽堂で、昭和2年に創立。戦災で一度焼失したが、昭和25年に再建され平成18年に国登録文化財に指定されている。鏡板(舞台後方の松の絵)は老松を下から見上げる珍しい形で、橋懸かりの欄干は西本願寺の北舞台を模し、弓状を描き舞台に柔らかさを添えている。  
   また、文楽や狂言、落語など上方の伝統芸能を初心者でも気軽に楽しめる入門講座「伝統芸能塾まっちゃまちサロンPLUS」を定期的に開催しており、今回は下掛宝生流能楽師ワキ方の安田登氏が講師となり能の魅力が紹介された。  
   講座では、安田氏が琵琶奏者の塩高和之氏と浪曲師の玉川奈々福氏と舞台に上がり、それぞれの芸能の成り立ちから平家物語の「敦盛」を題材に取り上げ、平曲(琵琶法師の弾き語り)と能、浪曲で同じ場面を演じた時の違いなどについてユーモアを交えながら分かりやすく紹介した。  
   馴染みのある「耳なし芳一」も演じられ意外な結末に驚きながら、現在に生きる伝統芸能の魅力に触れながら芸術の秋の夜を満喫した。


第151回管機会ゴルフコンペ

   組合の親睦ゴルフ会である「管機会」の第151回ゴルフコンペが2020年11月6日、大阪府茨木市の茨木カンツリー倶楽部西コースで開催された。  
   26名が参加し、秋晴れとなった絶好のゴルフ日和のもと府内最古の伝統あるゴルフ場の丘陵コースに苦戦しながらも和やかにプレイを楽しんだ。  
   プレイ終了後には懇親会を兼ねて表彰式が行われ、プレーヤーとしても参加した岡ア理事長が「コロナ禍の影響で組合として事業を開催できない状況が続いているが、組合員と賛助会員相互の懇親を図るためにもと束田勝理事(ミヤコ社長)と吉田昌広理事(ナニワ社長)に担当幹事として尽力いただきこうして無事に実施することができ感謝している。2021年9月には、組合の一大イベントでもある第20回管工機材・設備総合展が控えている。引き続き感染対策を万全にして大いに盛り上げたい」と挨拶。  
   順位が発表されるたびに大きな拍手が起こり、前回まで同会ゴルフコンペの担当幹事を務めた名田篤理事(ステンレス管機社長)が「当時の一瀬克彦理事長(現一ノ瀬会長)から指名され12年間担当させていただいたが、その経験は自分にとって大きな財産となっている。担当幹事の間は、優勝することができなかったのでこれからは優勝目指して参加したい」と述べる一幕もあり、大いに盛り上がり親睦を深め合った。  


岡ア理事長/木澤総合展実行委員長
挨拶をWEB配信

   組合ではこのほど、動画共有サイトYouTubeを用いて岡ア信一理事長の挨拶と今年9月に開催される「管工機材・設備総合展OSAKA2021」の総合展実行委員長でもある木澤利光副理事長によるPR動画を配信した。  
   今回の試みは、1月に予定していた新年賀詞交歓会(2月に延期)が新型コロナウイルス感染症の拡大防止を考慮し開催中止になったことを受け、企画実施されたもの。  
   収録は2021年2月25日に組合会館2階会議室で行われ、はじめに岡ア理事長が日頃の組合事業運営に対し感謝の言葉を述べ「昨年7月に久門龍明前理事長からバトンを受け、新春賀詞交歓会も何とか開催できないかとあらゆる策を検討したが、現下の状況を鑑みやむなく中止することとなった。昨年来の新型コロナウイルス感染症の流行は、われわれの社会生活や価値観を大きく変えた。組合の事業活動も制限されているが、こういう時こそ"つながり"を大切にして、一社ではできないことに協働していき本来の使命を果たしていきたい。人材育成、福利厚生はじめ共同購入事業など工夫を凝らして実施している。ニューノーマルに対応し、イノベーションを創出できる集まりとなるよう全力で取り組んでいきたい」と挨拶。挨拶の収録風景  
   続いて木澤実行委員長が、今年9月9日〜11日の3日間、インテックス大阪6号館Aで開催する総合展の概要について触れ「20回目の大きな節目となる今回のメインテーマは"新時代の流体テクノロジー"、サブテーマは"打ちましょ関西 もうひとつせ管材 祝うて三度20回"と、大阪らしくユーモアと元気あふれるものにした。メーカーの皆様が精魂込めて作った最新技術と商品をより多くの方に発信し、未来に向けた感動の輪を広げていきたい。ガイドラインに沿った万全の感染防止策を実行し、大阪を盛り上げていきたい」と述べ、出品者WEB申込システムなど新たな取り組みを紹介した。  
   なお、今回の動画はYouTubeチャンネルで3月25日まで期間限定で公開された。


******* 会員だより*******
 


椛蝌aが移転
   椛蝌a(組合員)は下記に移転しました。
   〒550−0012 大阪市西区立売堀4-2-21銀泉阿波座ビル4階
   TEL 06−6578−3207
   FAX 06−6543−0160


潟Aカギ大阪営業所長に難波寛文氏
   潟Aカギ大阪営業所(賛助会員)の所長に難波寛文氏が就任しました。


アズビル金門椛蜊緕x店長に吉田洋氏
   アズビル金門椛蜊緕x店(賛助会員)の執行役員支店長に吉田洋氏が就任しました。


日立金属叶シ日本支社長に田沼敏幸氏
   日立金属叶シ日本支社(賛助会員)の支社長に田沼敏幸氏が就任しました。


前澤給装工業椛蜊緕x店長に寺西聡氏
   前澤給装工業椛蜊緕x店(賛助会員)の関西・中部エリア大阪支店長に寺西聡氏が就任しました。


*******お知らせ*******
 

◇ 管機会ゴルフコンペ
   親睦ゴルフ会「管機会」の第152回ゴルフコンペを5月11日(水)に兵庫県三木市の花屋敷ゴルフ倶楽部ひろのコースで開催します。奮ってご参加ください。  

◇ 第72回通常総会
   5月26日(水)に大阪・心斎橋のホテル日航大阪で開催します。(詳細は追ってご連絡いたします)

◇ 総合展出品者説明会
   出品者を対象にした「第20回管工機材・設備総合展出品者説明会」を7月19日(月)に大阪・心斎橋のホテル日航大阪で開催します。(詳細は追ってご連絡いたします)


大阪管工機材商業協同組合
〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目5番1号
電話 06-6531-6385  FAX 06-6536-6525