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新年賀詞交歓会に460名参集
 元気よく2014年スタート

   組合の新年賀詞交歓会は2014年1月8日、大阪・心斎橋のホテル日航大阪で開催し、460余名が参集して賑やかに新年の門出を祝った。年頭挨拶する恩智理事長  
   恩智秀直理事長は、「こうして壇上から皆さんのお顔を拝見していると明るい表情の方ばかりで、今年は大丈夫と確信した。昨年の世相を表す漢字に“輪”が選ばれた。団結力が目立った一年だったが、組合の上部組織である管機連も一般社団法人となり、第1回総会を大阪で開催し新たな船出を飾ることができた。また当組合主催の第16回管工機材設備総合展もかつてない規模で盛大に開催することができた。今年も1社ではなかなかできないようなことを組合事業として取り込み、業界の未来を託すことができる有望な人材の育成に心がけ、組合の輪を実感できる一年にしたい」と新年の決意を述べた。 
   続いて来賓の一瀬克彦・全国管工機材商業連合会会長は、一般社団法人として新規入会を募集した結果、仙台管工機材商業協会が新たに入会し傘下地区組合14組合・企業数708社となっている現状を述べ、「全国47都道府県に団体が存在するよう、引き続き新団体結成とその入会を呼びかけていきたい」と述べた。一瀬会長はさらに、「昨年10月、東京の管工事組合と管材組合が災害時の水道施設復旧時の資材提供協定を締結した。すでに岐阜と千葉組合でも締結している。防災の意識は首都圏と近畿圏ではかなり温度差があるようだが、全国規模で取り組んでいきたい」と述べて協力を呼びかけた。 
   次いで来賓を代表して鶴見製作所の辻本治社長が「政権交代から1年が経ち、自動車、住宅、建設関係とも好調で、特に建設関係はバブル時より大きな需要が生まれているようでいい一年になるのではと期待している。安藤前理事長の万歳三唱で新年のスタートを切った 今年は午年。午という字は貫くという意味があり、子年から始まった干支が6年の歳月を経て、午前から午後に変わるように強い力で世の中を変えていくという謂れがある。われわれメーカーもこの潮流に乗り、最善を尽くして製販一体で大阪を盛り上げていきたい」と挨拶。 
   商工組合中央金庫大阪支店の清水謙之執行役員支店長の乾杯の発声で開宴し、会場各所で賀詞の挨拶が交わされた。最後に前理事長の安藤康雄理事が威勢よく万歳三唱を行い、2014年のスタートを切った。


青年部が新年会開く

   PSTO青年部(会長豊浦栄治郎氏・ムサシ常務)は2014年1月13日、大阪・千日前のなんばグランド花月とレストランで恒例の家族を招待しての新年懇親会を開催した。青年部新年会集合写真  
   会員メンバーと家族ら48名が参加。宮川大助・花子やトミーズ、もりやすバンバンビガロらの漫才やジャグリング芸、吉本新喜劇のお笑いを大いに楽しんだ。その後、近くのイタリア料理店「Tratooria LOGIC osaka」に場所を移動し懇親昼食会を催した。当日欠席の豊浦会長に代わり古田克弥副会長が、「毎年、成人の日に開催している新年会も今回で8回目となり、青年部発足当時から続く恒例行事として定着している。子どもさんたちの年齢も上がってきているが、今回が初めてという方もいる。これからも継続して開催するので引き続きご参加いただきたい。青年部メンバーは今日一日、家族サービスに徹し楽しいひと時を過ごしてほしい」と挨拶。紙飛行機大会で盛り上がる  
   続いて、親組合を代表して青年部メンバーでもある多田修三副理事長が青年部の活躍と組合の発展を祈念して手短な挨拶で乾杯の発声を行った。昼食会では、飛距離を競って豪華おもちゃを当てる紙飛行機大会や多田副理事長自腹によるお年玉争奪ジャンケンゲーム大会が催され、子どもたちの大きな歓声が上がる中、家族ぐるみで親睦を深め合った。 


商品知識研修会を実施「計器類/減圧弁・安全弁」と「フランジ/ガスケット」学ぶ

   組合員企業の若手社員らを対象に行っている商品知識研修会の今年度第2回・第3回研修会を2013年11月と12月に大阪市中央区のマイドームおおさか会議室で実施した。教育事業の一環として、管材業界で取り扱う商品の基礎知識や日常業務を行う上で必要となる業界用語などの知識習得を目的に、入社1、2年の若手社員・女子社員を対象に平成19年度から実施しているもので、第2回、第3回とも午後6時から約2時間にわたって行われた。商品研修で基礎知識を習得     第2回研修会には76名が出席。圧力計・温度計と減圧弁・安全弁をテーマに取り上げ、杉原計器営業一課栗山勝考主任と同営業4課の布谷繁雄主任が「圧力計・温度計の基本」、ベン技術部広報課の赤津一夫課長が「自動弁の基礎」と題して研修を行った。 圧力計と温度計については、それぞれの基本的な動作原理と構造やよく用いられる単位、発注時の注意事項などについて学習した。自動弁については、自動弁の種類やバルブの呼び径などのよく用いられる用語、減圧弁と安全弁の配管例などについて学習した。    第3回研修会には77名が出席。はじめに恩智理事長が「われわれが取り扱っている管材製品は日進月歩のスピードで進化している。基礎を学ぶことが一番大事。スキルアップを図ることが会社の成長、業界の発展につながる」と挨拶。フランジとガスケット(パッキン)をテーマに取り上げ、フタワフランヂ製作所の金房哲三・常務取締役営業部長が「フランジの基礎知識」、ニチアス基幹産業事業本部基幹製品事業部技術サービス課の島田順弘氏が「シール材について」と題して研修を行った。    フランジについては、規格や呼び径、基本的な接続方法など発注時に必要とされる事項について研修が行われた。シール材については、ガスケットとパッキンの違いや分類、ガスケットの選定方法について不具合事例などを紹介しながら学習した。 


<青年部>タイ・バンコクへ研修旅行
 機械・金属加工技術展を見学
 日系現地企業から情報収集

   PSTO青年部は、2013年11月22日から25日の日程でタイ・バンコクへの海外研修旅行を行った。現地に進出し活躍する日系企業社員らと交流を図り、アジア市場の動向を収集するともに、青年部会員の親睦を深め合った。青年部研修旅行集合写真  
   研修旅行には現地集合を含め13名が参加。22日午後、関西国際空港に集合した一行は、午後4時50分発JL727便で空路タイ・バンコクに向け出発し、現地時間9時10分にスワンナップ空港に到着。バス車中で豊浦会長が「青年部でのタイ・バンコクの研修旅行は2007年にも行っているが、今回は2年前のベトナム研修旅行と同じく小田幹人副会長(オダコー社長)にすべてお任せでプランを組んでいただいた。早い時期から準備に奔走してもらって感謝している」と述べるとともに「タイはASEAN諸国でも最も親日的で日系企業の進出も活発な国。予定されている展示会見学、ビジネス交流会を有意義なものにしてグローバルな視野を持つきっかけにしてほしい」と挨拶。今回の宿泊先・ザモンティエンホテルバンコクに到着し旅装を解いた。 
   翌23日は、バンコク国際展示場(BITEC)を訪れ、ASEAN最大級の工作機械・金属加工技術展「メタレックス2013」を見学した。3万6000平方bの広さに2700社・団体が出展する会場では、工作機械、金型、切削工具、精密測定機器、研磨剤をはじめ配管加工技術などが展示され、日系企業出展ブースを中心に高精度で省力化に対応した製品群を見学し情報収集に努めた。 
   このあと、タイ名物「かにカレー」発祥の「ソンブーンサムヤン店」で昼食をとり、夕刻からホテルのコンベンションルームで「現地法人企業によるタイビジネスセミナー」と題した交流会を開催した。 
   送風機・集塵機メーカーの昭和電機タイランド社長の柏木健作氏と、伝導機・機械工具商社の浜正機工と住友商事マシネックスらが共同出資したA―FOSS(THAILAND)LTD.(1996年設立、社長樽見雅幸氏)の社員3名らが講師となり、日系企業の進出状況や成熟したタイ市場の今後の見通しなどを紹介した。自社が海外進出したきっかけやタイでの事業を展開するうえで活かした自社の強み、日系企業が続々と進出を計画するタイの魅力などを説明し、刺激を受けた青年部会員らと活発な質疑応答が行われた。メタレックス2013をつぶさに見学  
   セミナー終了後、講師も参加しての懇親会が催され、夜遅くまで親睦を深めあいタイの夜を満喫した。 
   3日目の24日は、ゴルフ組と観光組に分かれ、ゴルフ組はバンコク西部ナコンパトムにあるスワンゴルフ&カントリークラブで親睦ゴルフコンペを開催。暑い日射しの中、日頃の腕前を競い合いプレイを楽しんだ。 
   観光組は、美しい庭園と個性的な建築物が見所のバンパイン宮殿や日本人町を見学。アユタヤ歴史公園を訪れ遺跡群や象乗り体験を行い世界文化遺産に指定された古都アユタヤ観光を楽しんだ。 
   合流後、バンコク市内に戻り「コカレストラン」でタイを代表するタイスキを囲んでの最後の夕食会を催し、現地時間23時15分発のJL728便で帰国の途に着いた。


ボウリング大会開催

   恒例の親睦ボウリング大会を2013年11月21日、大阪市北区の桜橋ボウルで開催した。賑やかに表彰式福利厚生事業の一環として毎年開催しているもので、今回は76名が参加。 60歳以上の男性には1ゲーム15ピン、女性には1ゲーム20ピンのハンデが与えられ、2ゲームのトータルピンで豪華賞品めざして腕を競い合った。  
   ゲーム終了後、福利厚生委員長でもある多田修三副理事長の司会進行で表彰式が行われ、順位が発表されるたびに大きな拍手と歓声が起こり、親睦を深めあった。 


親睦ゴルフ会・管機会第138回例会

   組合の親睦ゴルフ会「管機会」のゴルフコンペが2013年11月9日、大阪府堺市南区の泉ヶ丘カントリークラブで開催された。    第138回となる今回は組合員・賛助会員16名が参加。秋晴れのゴルフ日和のもと親睦を深めながら、日頃の腕前を競い合い熱戦が繰り広げられた。 


パソコン研修会実施

   組合では2013年11月から12月にかけて大阪市中央区の大阪産業創造館で大阪卸商連合会と共同でパソコン講習会を開催した。 
   この講習会は、パソコン初心者向けの基本的な操作方法から日常業務に活用できるエクセルを用いたデータ管理など実務レベルのスキルアップ向上を目的に、組合員企業の社員教育の一環として毎年行われている。パソコン研修会の模様 今年度は5つの研修コースに分かれて11月7日のエクセル仕事活用コースを皮切りに、それぞれ2日間(各回3時間、10名から20名参加)、12月10日のワード仕事活用コースまで計10日間の日程で行われた。 
   7日の研修会には14名が参加。情報化推進委員長の川村耕一会計理事も会場に訪れ「実務にすぐ活かせる講習内容となっているので、2日間しっかり受講していただき、会社に戻ったらぜひとも上司、先輩、後輩社員の方々に組合でこんな役立つ講習をやっているとPRしてもらいたい」と激励を込めて挨拶をした。参加者らはビジネスに欠かせないエクセルを用いての表作成やデータ抽出、集計、複雑なグラフ作成など一歩踏み込んだ実践的な内容を学習した。 


「自動車運転者交通安全講習会」開催

   2月5日に大阪市西区の大阪トヨペットビルで自動車運転者交通安全講習会を開催、130名が参加した。 
   この講習会は、組合員の交通安全意識の高揚を図ることを目的に毎年行われているもので、今回は大阪府西警察署交通課交通総務係長の松尾敦子警部補が講師となり行われた。交通安全意識の高揚を図る  
   講習でははじめに「命を守る後部座席シートベルト」と題したDVDが上映され、実際に発生した事故事例を検証し後部座席でシートベルトを着用していない場合の危険性や幼児や妊婦のシートベルトの着用方法などが紹介され、後部座席のシートベルト着用の効果について再認識を促した。 
   また、大阪市内の交通事故発生状況とともに、近隣区内で実際に発生した交通死亡事故のうち、ドライバーと歩行者相互の注意不足や思い込みが招く交通事故の恐ろしさや近年増加している自転車利用者が加害者となる事故を紹介。こうした事故を起こさないために、自転車は車道の左側通行を原則とするなど自転車安全利用について絶対に遵守してほしい5つの規則を説明した。 



*******お知らせ*******
 
 

◇ 経営者セミナー
   日本でも数少ないプロスポーツ選手・指導者のコメント心理分析のエキスパートとして活躍する児玉光雄氏を講師に招き経営者セミナーを3月6日(木)午後2時より大阪市中央区のヴィアーレ大阪4階「ヴィアーレホール」で開催します。

◇ 管機会ゴルフ
   当組合の親睦ゴルフ会「管機会」の第138回ゴルフコンペを4月16日(水)、兵庫県三木市の吉川カントリー倶楽部で開催します。多数のご参加をお待ちしております。

◇ 第65回通常総会
   5月22日(木)に弁天町駅近くのホテル大阪ベイタワーで開催します。(詳細は追ってご連絡いたします)


大阪管工機材商業協同組合
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