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第64回通常総会を開催
 業界の地位向上へ協力体制強化
総合展に全力で取り組む

   第64回通常総会は2013年5月22日、大阪・弁天町のホテル大阪ベイタワーで開催し、今年度も引き続き、青年部活動への支援助成や若手社員を対象とした研修会などの事業活動を推進していくとともに、9月の第16回管工機材・設備総合展の成功に向けて全力で取り組んでいくことを確認した。挨拶を述べる恩智理事長  
   総会には104名が出席(委任状出席50名含む)。前田芳信事務局長の司会で進められ、久門龍明副理事長の開会の辞に続いて、恩智秀直理事長は日頃の組合事業への協力に感謝の言葉を述べ「1年前に理事長という大役を拝命し、責任の重さを感じながらであったが、若手を中心としたスタッフに助けられ、活気ある事業を展開することができた。組合員、賛助会員とも微減している状況ではあるが、組合の基本理念である共存共栄のもと、地位向上をめざし魅力ある組合にしていきたい。9月には一大イベントである総合展も開催される。インパクトのある展示会となるよう組合力を発揮していきたい」と挨拶し、安藤康雄理事を議長に選出し議事に移った。 
   平成24年度の事業報告(岡崎信一副理事長説明)と決算報告(川村耕一会計理事説明)を原案通り承認し、25年度の事業計画・予算(多田修三副理事長説明)も原案通り決定した。今年度も若手・女子社員を対象にした商品知識勉強会や経営講習会、福利厚生事業など幅広い事業を継続して展開するほか、労務管理に関する無料相談会やメルマガやフェイスブックを活用した情報発信を積極的に推進していくことを決定。また、管工機材・設備総合展に向けて実行委員会を中心に全力で取り組んでいくことも申し合わせた。 
   議事終了後、昨年度役員を退任した多田誠宏氏(在任期間22年)、金井正光氏(同12年)、上田秀人氏(同6年3カ月)の3氏に恩智理事長から感謝状と記念品が贈呈された。退役役員に感謝状贈呈  
   このあと、賛助会員・来賓らを交え総勢260余名が出席し懇親会を催した。多田修三副理事長の司会で進められ、賛助会員や来賓らが加わった席上、改めて挨拶に立った恩智安藤理事長は「われわれを取り巻く環境はまだまだ不透明感が漂うが、9月の総合展はわれわれの力を見せ付ける格好の機会である。久門実行委員長はじめ青年部メンバーらが中心となり取り組んでくれている。組合の存在意義をアピールするためにもバラエティに富んだ事業を企画していくのでどんどん参加していただきたい」と述べた。 
   次いで、来賓を代表して全国管工機材商業連合会の一瀬克彦会長(一ノ瀬社長)が挨拶に立ち「管機連は業界秩序の維持を目的に結成し現在、13地域の組合が加入している。昨年50周年を迎え、本年中に発展的に任意団体を解消し、一般社団法人に移行することが決定している。業界を見渡せば社員の引き抜きや廉価販売の横行など適正利潤の確保が困難な状況が続いているが、一般社団法人化を機会に未加入組織にも声をかけ、全国すべての団体が共通の意識を持てるようにしていきたい。地方と中央の温度差がまだまだあるが、賛助会員の皆様にもご支援いただき次世代にバトンをつなぐ団体にしていきたい」と協力を呼びかけた。 
   来賓紹介、岡崎信一副理事長による祝電披露に続き商工組合中央金庫大阪支店・清水謙之執行役員大阪支店長の発声で乾杯したあと、賑やかな交歓が繰り広げられた。最後に展実行委員長でもある久門龍明副理事長が展示会の成功に向けて決意を述べ、日本をリードする大阪をアピールする総合展にしていこうと呼びかけ、力強く一本締めを行い展示会の成功を誓い合った。


第16回管工機材・設備総合展
出品者177・300小間決定

   関西管材業界を盛り上げる組合主催の一大イベント「第16回管工機材・設備総合展OSAKA2013」の出展申し込みがこのほど締め切られ、177の企業・団体から出展申し込みがあり、300小間の規模で開催されることが確定した。   
   今回は、組合副理事長の久門龍明総合展実行委員長はじめ実行委員会メンバーらが、前回までの出品者らを中心に広く出展を呼びかけ、予定(280小間)を大きく上回る規模となり、開催に向けさらに期待が高まっている。前回展の様子  
   本展は2013年9月12日から14日の3日間、大阪・南港のインテックス大阪4号館で開催される。今回のメインテーマは前回をさらにパワーアップさせた「どどーんと発信!流体テクノロジー!」とし、「“ライフライン”新次元への管工機材」をサブテーマに設けた。大阪ポンプ卸商組合(会長木村正志宏氏)が共催団体として参画するほか、大阪府、大阪市、大阪商工会議所をはじめ前回同様13団体が後援する。 
   大阪展は、東京、愛知の管材総合展ではみられない独自の展示方式として品種別ゾーン展示を取り入れており、今回も引き続きこの展示方式を採用する。来場者から「見たい製品について競合商品・関連商品も含め集中的に見学できる」などとして好評を得ているもので、「管・継手」「化成品」「バルブ」「水栓・住設・空調」「ポンプ」「支持金具・機械工具」「組合員・公的機関」「コンピューターソフト・その他」の8つのゾーンを設けるほか、後援団体や大学・学術研究機関なども出展し産・学の新たな出会いの場を提供する。また、前回実施し好評を得た東北物産販売ブースも規模を拡大し復興支援のつながりを図っていく。 
   入場者は前回(約1万3534人)以上の1万5000人をめざす。開催時間は午前10時から午後5時(最終日は午後4時)。 
   また、7月23日午後2時から大阪市中央区のヴィアーレ大阪で出品者を対象にした最終の出品説明会を開催する。 
   問い合わせは組合事務局(06―6531―6385、FAX06―6536―6525)まで。 


総合展出品者説明会を開催

   3月14日に大阪市中央区のヴィアーレ大阪で第16回管工機材・設備総合展OSAKA2013の出品説明会を開催した。    出品説明会で総合展実行委員長の久門龍明副理事長が「当組合の一大イベントである管工機材・設備総合展が今年もやってきた。前回は東日本大震災後ということもあり開催も危ぶまれたが、皆様のご協力により成功裏に終えることができた。大阪展は業種別展示など他とは違った展示会を毎回心がけ開催している。今回も30名の実行委員をはじめ青年部の若い力とアイデアで大いに盛り上げ展示会を成功に導いていきたい」と意気込みを示した。 


「継続雇用」テーマに講座開く

   2013年3月7日に当組合会館で定年後の継続雇用をテーマに実務対策講座を開催した。 
   この講座は、4月から改正高年齢者雇用安定法が施行されるのを踏まえ、法令の改正ポイントや定年後再雇用した際の実務上の取扱などについて知識を深めることを目的に開催。組合員企業の人事労務管理担当者ら15社・21名が参加した。実務対策講座の様子  
   組合顧問で特定社会保険労務士の三島佐智氏が講師となり、定年後の継続雇用を推進する際の雇用保険や公的年金制度のポイントや労使協定や就業規則に定める場合の再雇用基準の文例などについて説明が行われ、実際の事例を参考にした在職老齢年金の算定方法なども紹介された。 
   組合では組合員企業を対象にした「労務管理に関する無料相談会」を今年度、数回程度実施していく。 


情報化推進委員会
管材コード作成の可能性模索

   2013年3月7日に当組合会館で定年後の継続雇用をテーマに実務対策講座を開催した。 
   この講座は、4月から改正高年齢者雇用安定法が施行されるのを踏まえ、法令の改正ポイントや定年後再雇用した際の実務上の取扱などについて知識を深めることを目的に開催。組合員企業の人事労務管理担当者ら15社・21名が参加した。情報化推進委員会の様子  
   組合顧問で特定社会保険労務士の三島佐智氏が講師となり、定年後の継続雇用を推進する際の雇用保険や公的年金制度のポイントや労使協定や就業規則に定める場合の再雇用基準の文例などについて説明が行われ、実際の事例を参考にした在職老齢年金の算定方法なども紹介された。 
   組合では組合員企業を対象にした「労務管理に関する無料相談会」を今年度、数回程度実施していく。 


経営者セミナー開く

   2013年3月14日、大阪市中央区のヴィアーレ大阪で開催された第16回総合展開催説明会に先立ち午後2時から経営者セミナーを開催した。シンクロスイマーとして活躍しオリンピックメダリストで安倍首相直属の「教育再生実行会議」メンバーでもある武田美保氏を講師に招き「世界一をめざして〜勝つためのチームワークとリーダーシップ〜」と題して講演が行われた。経営者セミナーの様子     セミナーには140名が出席。アトランタ、シドニー、アテネ五輪3大会連続で計5つのメダルを獲得した武田氏は、チームで演技するためには全員が同じイメージを共有することが最高のチームワークを発揮することにつながると語り、シンクロナイズドスイミングを始めたきっかけやオリンピックをめざし練習する中での信頼できるコーチとの出会い、家族との対話を通しての人間関係の大切さなど自らの経験を交えてながら講演した。 


管機会ゴルフコンペ

   組合の親睦ゴルフ会「管機会」の第137回例会が2013年4月17日、兵庫県三木市の関西ゴルフ倶楽部で開催された。    今回は28名が参加。女子プロトーナメント「リゾートトラストレディス」が開催される同コースで、絶好のゴルフ日和のもと日頃の腕前を競い合い熱戦が繰り広げられた。 


管機連第51回総会
一般社団法人化に向け準備
盛大に50周年式典開催

   挨拶する一瀬会長全国管工機材商業連合会(管機連)は6月11日、東京都港区の品川プリンスホテルで第51回通常総会と創立50周年記念総会を開催し、平成24年度事業報告・収支決算と25年度事業計画・収支予算を可決・承認したほか、9月の一般社団法人化に向け、任意団体としての連合会をいったん解散することを決議した。総会後には、多数の来賓を招き盛大に創立50周年記念式典・祝賀会を挙行し功労者表彰などを行った。 
   総会の冒頭挨拶で一瀬会長は、昨年から一般社団法人化に向けて準備を進めてきたことを報告し、今総会で連合会としての最終的な意思決定を行うと述べ、一般社団法人化への強い意欲を示した。議長に仲一朗氏(京都組合理事長)、副議長に加藤文浩氏(茨城組合理事長)と金子和彦氏(千葉組合理事長)を選出して議事に入り、全議案を満場一致で可決・承認した。
   「全国管工機材商業連合会解散承認」については一瀬会長が上程し、運営基盤強化と活動活性化の観点と、行政からの「資産を有する団体は税制上の透明性確保などの観点から法人化すべきである」との指導を踏まえて一般社団法人化が必要であることから、現在の任意団体としての連合会の活動を9月11日までとしていったん解散し、新たに一般社団法人として再結成すると説明した。
   なお、25年度事業計画は、9月の解散までのものとし、今年度いっぱいの計画は一般社団法人としての設立総会で改めて承認される予定。
   議事終了後、全国管工事業協同組合連合会(全管連)が東日本大震災での復旧活動の実態とそれに基づく災害対応マニュアルの改訂の要点について説明し、今後の「工・販」の連携強化を訴えた。
   創立50周年記念式典総会後の創立50周年記念式典には約310名が参集。挨拶に立った一瀬会長は50年の歩みを振り返るとともに、総会で一般社団法人化の意思を決定したことを報告した。また、今後の重要課題として@震災など不測の事態に対応できる連合会づくり(千葉・岐阜両組合が管工事業組合と締結した災害時の資材提供に関する協定を挙げ、全国的な取り組みを強化)A地方と都市圏の情報格差を埋める取り組み(メルマガ発行などITを積極活用した情報発信)B未加入団体の加入促進(未組織地域の代表・有力企業と接触し組織化と連合会加入を支援していく)C青年部活動の拡充――を挙げた。特に、今回の式典に未加入団体の代表や未組織地域の代表・有力企業を招待して交流を深め、組織化したいと強調した。
   功労者表彰では、長年役員として連合会活動に貢献した理事経験者と、地域組合事務局長として連合会活動を支えた計19名が受賞。大阪組合からは、安藤康雄氏(前理事長・安藤社長)が経済産業省製造産業局長賞、前田芳信氏(組合事務局員)が連合会会長感謝状の表彰を受けた。
   表彰式後、来賓4氏が創立50周年に祝意を示し連合会の今後の発展に期待を示した。経済産業省製造産業局化学課の宮本和彦課長は、日本が世界的に見て高レベルのインフラおよびライフラインを持っていると述べ、国土強靭化の議論の中で「ライフラインを構成するのは人である」という認識が高まっているとして、資機材を供給する流通を担う連合会の今後の取り組みへの期待を示した。
   日本バルブ工業会の田渕宏政会長、塩化ビニル管・継手協会の向山光幸副会長、日本金属継手協会の鎌田淳一会長は、それぞれの製品および団体と流通の密接な関係を強調し、施工性の追求や環境対応性・耐震性・耐久性を向上させた製品開発と製造に努めて供給し、製販の共存共栄を図ってともに発展していく意思を示した。田渕会長は、管機連を「力強い兄貴」と讃え、製販の二人三脚の姿勢を強調した。
   総会、式典に続く祝賀会にはさらに来賓が加わり、約340名が参集。橋本政昭副会長(東京組合理事長)が挨拶し、50年の歴史の中で10年ごとの節目があったと述べ、この50年目のトピックは一般社団法人化であると強調し、「今後も活動強化に向けて参加団体および組合員にさまざまな協力を求める。その際はぜひとも力を貸してほしい」と呼びかけた。また、現在の13都府県組合にとどまらず全国的に広域化したいと述べ、今式典・祝賀会に未加入・未組織の21地域の代表・有力企業を招待していることを紹介し、さらに残す13地域に働きかけて47都道府県を網羅する組織に成長する強い意志を示した。そのほか、現在メーカー43社である賛助会員の規模拡大を課題として挙げた。
   来賓の牧原秀樹・自民党衆院議員(管機連名誉顧問に就任)は、昨今の震災対応政策や「骨太方針」で設備投資を促進する方向性が示されていることを紹介し、管機連の活躍の場が広がるとして、自身は名誉顧問として連合会活動を積極的に支援していくと述べた。
   乾杯の発声は協賛会員を代表しキッツの堀田康之社長が行った。堀田社長は、一瀬会長の「安値、安値と騒がれる中、当連合会は安全・安心を売っていくのだ」という発言を引用し、「そうした心構え・心意気の連合会にならば、60周年、70周年以降の将来もともに歩むことができる」と述べ、50周年への祝意と今後の発展への期待を示して杯をあげた。
   祝賀会では、恩智秀直副会長(大阪組合理事長)が一部役員(常務理事。神奈川組合理事長)の交代を紹介。退任した大江菊宣前理事長は、組合員の協力の下で円滑な運営ができたと振り返り、組合員への謝意を示した。5月14日の同組合総会で選任された滝良太郎新理事長は、若い世代へのバトンタッチも視野に入れつつ、神奈川組合の活性化と管機連の活動強化に努める決意を示した。恩智副会長は大江前理事長をねぎらい、滝新理事長の今後の活躍に期待を示した。祝賀会は、小川信副会長(愛知組合理事長)の中締めで幕を下ろした。 


青年部
第8回総会開く

   挨拶する豊浦会長組合青年部(会長豊浦栄治郎氏・ムサシ常務)は2013年5月24日、第8回総会を大阪市西区の組合会館で開催した。9月の総合展では実働部隊としてアイデアを出し合い、大いに盛り上げていくことを確認した。 
   総会には会員19名が出席。はじめに豊浦会長が「前回の総会で上田さんより会長のバトンを託された。健康の集いやハロウィンパーティなど多彩なイベントを企画してきたつもりだが、皆さんのご協力と積極的な参加なくしては成り立たない。このPSTO青年部もまもなく区切りの年を迎える。発足10周年を川村太一会長のもと盛大に祝うことができるよう残された任期を全うしたい」と挨拶した。 
   懇親会で賑やかに交歓古田克弥副会長(昌栄機工社長)の進行で議案審議が行われ、石谷宗重幹事(石谷バルブ製作所社長)から平成24年度の事業報告、安部元昭会計(ヒロセコーポレーション取締役)から24年度の会計報告、小田幹人幹事(オダコー社長)から25年度の事業計画と予算案の説明が行われそれぞれ承認された。また、「第16回管工機材・設備総合展」に前回に引き続き青年部ブースを出展することを決定、小間作りのアイデアを募ることを申し合わせた。 
   総会終了後、阿波座駅近くの韓国料理「多松」に会場を移して懇親会が催され、5月17日にめでたく第一子が誕生した川村太一氏(カワムラ専務)による乾杯の発声で開宴。終始和やかに情報交換など親睦を深め合い、総合展の成功とさらなる結束を誓った。 


******* 会員だより*******
 
 


JFE継手且ミ長に寺内氏
   JFE継手梶i賛助会員)の新社長に寺内琢雅氏が就任しました。安岡秀憲前社長はJFEテクニカル社長に転出。


ワシノ機器且ミ長に加古氏
   ワシノ機器梶i大阪営業所が賛助会員)の新社長に加古眞氏が就任しました。阪野博安前社長は特別顧問に就任。


*******お知らせ*******
 
 

◇ 総合展出品者説明会
   出品者を対象にした「第16回管工機材・設備総合展出品説明会」を7月23日午後2時より大阪市中央区のヴィアーレ大阪で開催します。

◇ 労務管理に関する無料相談会
   当組合顧問で特定社会保険労務士の三島佐智氏による「労務管理に関する無料相談会」を8月19日・10月18日・12月19日(いずれも午後1時30分〜午後4時30分)の計3回、組合会館(大阪市西区立売堀4-5-1、阿波座駅2番出口より南へ徒歩3分)で開催します。
   「定年後の再雇用者の契約内容について」、「残業時間と賃金の問題について」、「メンタルヘルス不調者の対応策」、「労使トラブルの解決方法」、「就業規則の改定について」など、労務管理についてお困りのことがあればお気軽にご相談ください。
   お申込みは予約制となっております。開催日の1週間前までにFAX(06-6536-6525)でお申込みください。
   詳しいお問い合わせにつきましては事務局 妻鳥(つまどり)までお願いいたします。


大阪管工機材商業協同組合
〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目5番1号
電話 06-6531-6385  FAX 06-6536-6525