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第1・2回商品研修会開く
 化成品/バルブ/鋼管/冷凍・冷却

   2012年9月12日と10月17日に大阪市中央区の大阪府商工会館で組合員企業の若手社員らを対象にした商品知識研修会(今年度第1回・第2回)を開催した。それぞれ午後6時から約2時間にわたり、行われた。
     組合では教育事業の一環として、管材業界で取り扱う商品の基礎知識や日常業務を行う上で必要となる業界用語などの知識習得を目的に、入社1、2年の若手社員・女子社員を対象にした商品知識研修会を平成19年度から実施している。研修会の様子
    今年度の第1回目の研修会には64名が参加。初めに恩智理事長が「研修会も今年度で6年目の開催となる。今年度も毎回テーマを絞って3回程度の開催を予定している。参加されている皆さんも仕事を早めに切り上げてお集まりいただいていると思うが、少しでも知識を習得して明日からの営業につなげてほしい」と激励した。 
   研修会では化成品とバルブをテーマに取り上げ、クボタシーアイ設備・プラント営業部西日本営業課の杉山智哉氏が「塩ビ製品の基礎知識」、東洋バルヴ西日本営業部大阪営業所所長の中脇隆博氏と営業技術部の川城政人氏が「バルブの基礎知識」と題して講義した。実物を手に商品知識習得  
   化成品については、塩ビ管の種類や塩ビ管に印字されている表示の意味、塩ビ管を配管する際の注意事項とよく発生するクレーム事例の紹介などが行われた。 
   バルブについては、バルブの市場規模や基本的な構造、バルブを選定する場合の注意点についてボール弁やバタフライ弁などのカットサンプルを実際に見ながらの研修が行われた。 
   第2回目の研修会には60名が参加。事業・教育委員長である岡崎信一副理事長が「これまで管材の初歩的な内容をテーマに取り上げてきたが、今回は少し掘り下げてより実践的な勉強会となるよう企画した。一つでも知識をして身に付けて明日からの業務に役立ててほしい」と挨拶した。 
   研修会では、鋼管と冷凍機・冷却塔をテーマに、新日鐵住金鋼管事業部鋼管技術部メカニカル・配管商品技術室兼油井管・ラインパイプ商品技術室の石田雅己主幹が「鋼管の腐食について」と題して講義、荏原冷熱システム技術・開発室技術・開発グループの鶴木貴浩氏が「冷凍機・冷却塔講座」と題して講義した。 
   鋼管では腐食のメカニズムや鋼材の防食法、建築設備配管材料の種類などについて、冷凍機・冷却塔では冷凍機の種類や冷却塔の原理、湿球温度について研修が行われた。


パソコン研修実施
 延べ10日間で基礎から応用まで学ぶ

   組合は大阪卸商連合会主催の「IT研修」に参加する形で、組合員社員のパソコン研修を実施した。 
   研修は、パソコンの初心者向けの基礎操作からエクセルを用いたデータベース管理など社内でのスキルアップを目的に、会員団体の社員教育の一環として同連合会が一昨年度から行っているもの。パソコン研修の様子今年度は5つの研修コースに分かれて10月1日のエクセル初級コースを皮切りに各コース2日間、計10日間の日程で、大阪産業創造館で行われた。 
   初回の10月1日のエクセル初級A1コースには15名が参加。基本的な操作手順からデータ入力、グラフ作成の基礎、データ分析機能の活用などについて学習した。


始動!
 第16回管工機材・設備総合展

   来年2013年9月12日(木)〜14日(土)の3日間、組合の一大イベントである第16回管工機材・設備総合展が大阪・南港のインテックス大阪で開催されます。 
   展示会成功に向けて総合展実行委員会を組織しました。前回の展示会の様子  
   今回の実行委員長には久門龍明副理事長が就任し、副委員長には組合役員で青年部にも所属する若手メンバー5名が就きました。
   開催テーマも「どどーんと発信! 流体テクノロジー」に決定し、前回以上に盛り上がった展示会になるよう、今後、実行委員会や正副実行委員長会議などで、アイデアを持ち寄り、開催要項を煮詰めていく予定です。


第16回総合展実行委員(順不同)
  役   職 氏   名 会  社  名
  委 員 長    久 門 龍 明  株式会社 久門製作所
  副 委 員 長    土 井 靖 士  株式会社 コンサス
  副 委 員 長    束 田  勝  ミヤコ 株式会社
  副 委 員 長    九 喜 延 之  九喜ポンプ工業 株式会社
  副 委 員 長    古 田 克 弥  昌栄機工 株式会社
  副 委 員 長    豊 浦 栄治郎  株式会社 ムサシ
  委 員    恩 智 秀 直  株式会社 昭栄
  委 員    多 田 修 三  株式会社 カクダイ
  委 員    岡 崎 信 一  岡崎産業 株式会社
  委 員    川 村 耕 一  株式会社 カワムラ
  委 員    安 藤 康 雄  安藤 株式会社
  委 員    名 田  篤  ステンレス管機 株式会社
  委 員    大 西 雅 永  スリーエム工業 株式会社
  委 員    桑 山 利 純  タカラ通商 株式会社
  委 員    枡 田 秋 夫  古林産業機具 株式会社
  委 員    木 村 正 志  キムラポンプシステム 株式会社
  委 員    三 木 幸 男  株式会社 三木商店
  委 員    春日井 明 徳  株式会社 春日井
  委 員    瀬 戸 邦 明  株式会社 セトバルブ
  委 員    新 田 忠 彦  クリエイト 株式会社
  委 員    吉 田 昌 広  株式会社 ナニワ
  委 員    杉 田 欣 昭  杉中工業 株式会社
  委 員    石 谷 宗 重  株式会社 石谷バルブ製作所
  委 員    一 瀬 知 史  株式会社 一ノ瀬
  委 員    小 田 幹 人  オダコー 株式会社
  委 員    多 田 吉 孝  多田ポンプ 株式会社
  委 員    濱 田 武 司  濱田産業 株式会社
  委 員    前 田 芳 信  事務局
  委 員    妻 鳥 光 伸  事務局
賑やかにビアパーティ
330名が参集して盛り上がる

   組合の夏の恒例行事、ビアパーティは2012年7月18日、約330名が参加して大阪市中央区のシティプラザ大阪で開催した。 
   はじめに恩智理事長が「ビアパーティも今回で27回目。今年は会場も変更し、前回以上の方にお集まりいただき、うれしい限り。梅雨も明け、ビアパーティにふさわしい夏本番を迎えた。業界の天気はまだまだすっきりと晴れないが、今日は大いに飲んで大いに食べて日頃のストレスを発散して明日からの英気を養っていただきたい」と挨拶し乾杯の発声を行った。 
   宴半ばには、組合青年部の豊浦栄治郎会長(ムサシ常務)と古田克弥副会長(昌栄機工社長)の進行でジャンケンゲーム大会も催され、大いに盛り上がり親睦を深めあい、多田修三副理事長(カクダイ副社長)の万歳三唱で散会した。 


社会保障制度勉強会開く

   組合では社会保障制度をテーマにした勉強会を8月23日、組合会館で開催した。 
   この勉強会は、企業が高齢者を雇用する際に知っていなければならない社会保障制度の概要や定年後の継続雇用に関する対応について知識を深めようと開催された。
   組合員企業の人事労務管理担当者ら11社18名が参加。組合顧問で特定社会保険労務士の三島佐智氏が講師となり、「退職後の年金制度と法改正に伴う企業の新たな課題」と題して現在の年金制度の基礎知識から高年齢雇用安定法の改正法が成立した場合の実務への影響、60歳以降のライフスタイルと年金・雇用制度の留意点などについて説明が行われた。 


青年部「ハロウィンパーティ」

    PSTO青年部(会長豊浦栄治郎氏・ムサシ常務)は2012年10月12日、大阪・四ツ橋駅近くのイタリア料理レストラン「CAFE DINING BAKU」で、「ハロウィンパーティ」を開催し交流を深め合った。 
   この「ハロウィンパーティ」は、青年部役員の阿部元昭氏(会計・ヒロセコーポレーション)が幹事となり、管工機材業界で働く若手従業員らの交流の場を設けることを目的に企画されたもので、青年部加入企業の若手社員ら約50名が参加した。 
   イヌに扮した総合司会役の阿部氏が「日頃の業務で溜まったストレスを吹き飛ばして、自分を捨てて今夜は大いに騒いで楽しみましょう」と挨拶して開宴。スパイダーマンやお笑い芸人のスギちゃんに扮した参加者や先ごろ名古屋で行われた「管工機材設備総合展」で話題をさらったハカイダーも登場。普段と違った仮装ファッションに最初は戸惑っていた参加者もお酒と美味しい料理が進むうちに次第に打ち解けて、各テーブルの代表者3名による「お絵かき伝達ゲーム」やロングストローによる「一気飲み大会」などが行われ、知っているようで知らない同業他社・取引相手先との素顔の交流を楽しんだ。 
   最後に参加者全員の投票による「仮装大賞」の発表が行われ、メーテルに扮した末松綾さん(一ノ瀬)が見事大賞を受賞した。


青年部「健康の集い」開く

   PSTO青年部(会長豊浦栄治郎氏)は2012年8月30日、大阪市西区の当組合会館2・3階会議室で「健康の集い」を開催した。 
   「健康の集い」は、体力測定を行うことで実年齢と体力年齢の開きを自覚し、日頃の運動不足や食習慣の改善を図り、明日の管工機材業界の発展に貢献できる健全な肉体を作っていこうと企画されたもので、昨年3月の第1回開催が好評を得ていた。2回目の今回では飛び入り参加を含む18名が参加した。 
   動きやすいラフな服装に着替えた参加者らは、フィットネス研究所インストラクターの荒堀典子氏らの指導の下、肺活量や握力測定のほか体前屈(柔軟性)、閉眼片足立ち(平衡性)など6項目の測定テストを行った。体力測定終了後には各自の測定結果レポートを参考にした健康指導も行われ、日常でも手軽にできる柔軟体操や筋力トレーニング、ウォーキング時の注意点などについて説明が行われた。 
   このあと、近くのイタリア料理レストラン「DBL CAFE DINER BAR LOUNGE」に会場を移して懇親会が催され、日頃の不健康自慢に花を咲かせながらも親睦を深め合い、業界への貢献を誓い合った。 


青年部が東北へ研修旅行
大震災被災地をつぶさに視察
現地機工商メンバーとも交流

   組合の若手メンバーらで組織するPSTO青年部(会長豊浦栄治郎氏=ムサシ常務)は、11月2・3日の日程で石巻・仙台を視察する「PSTO東北研修」を実施した。 今回の研修旅行は、小田幹人副会長(オダコー社長)の企画・立案によるもので13名が参加し、2日朝、大阪伊丹空港を出発し、9時過ぎに仙台空港に到着、貸切バスで出発した。  車中で豊浦会長が「今回、小田さん自身は8割ほどしかできていないと言っているが、みんなで協力し合い10割満足できる研修にしていきたい」と述べ「東日本大震災で甚大な被害を受けた石巻の地にこれから足を踏み入れる。津波の生々しい爪痕もまだまだ残っていると聞く。実際に自分のこの目で見て、現地の方々の話を聞くことで、復興の進捗具合や現状を把握し、一人ひとりが今何をできるのか、何をしなければいけないのか考えるきっかけにしてほしい」と挨拶。 途中、カガク興商(石巻市三ツ股)本社前で石巻の機械工具商団体の石巻機工会のメンバー5名(澤辺利一氏・カガク興商溶材部部長、荒川元一氏・荒川七衛商店社長、庄司正博氏・庄司工具店社長、岡田英利氏・岡田工機社長、千葉恒太郎氏・植松商会石巻営業所所長)と合流、その案内で石巻市内を視察した。車窓からは津波で壊滅的な被害を受けた水産加工場や家が流され更地になったままの住宅地、高く積み上げられたガレキと廃車の風景が延々と続き、石巻復興のシンボルとなった『がんばろう石巻』の看板がある石巻市門脇町のコンビニ跡地で下車。6.9bの津波が襲ったことを示す表示柱の高さに言葉を失いながら、機工会メンバーから震災直後の状況や今回の教訓から得た震災発生時の心構えなどの話に熱心に耳を傾け、犠牲者を弔う献花台に手を合わせた。  このあと、市内中心部に位置し石巻港や市街を一望できる日和山公園に立ち寄り震災前の風景写真と眼下の風景を比較。変わり果てた風景に津波の恐ろしさを再認識した。 車中で昼食後、牡鹿半島にある女川原子力PRセンターを見学し、原子力発電の仕組みや東日本大震災による女川発電所の被害状況や緊急安全対策の対応について説明を受けた。夕刻には、全児童の7割が津波により尊い生命を奪われ、未だ4人が行方不明となっている大川小学校(石巻市釜谷山根)を訪れ、鎮魂と復興の祈りを込めて全員で献花台に花を供えた。  視察を終え、宿泊先の仙台・秋保温泉伝承千年の宿「佐勘」で旅装を解き、名取川のせせらぎを眼下に望む眺望豊かな露天風呂で汗を流した。懇親会も催され、来年9月の第16回管工機材・設備総合展の実行委員長に選ばれた久門龍明氏(久門製作所社長)が「青年部の力で大いにドどーんと盛り上げていこう」と挨拶し同氏の発声で乾杯。展示会で青年部をアピールする新たなアイデアなどで盛り上がりながら交歓し、最後に一瀬知史氏(一ノ瀬取締役)の音頭で中締めを行った。 翌3日は、観光組とゴルフ組に分かれ、観光組ははじめに天台宗東北大本山で奥州藤原氏ゆかりの寺として知られる世界遺産・中尊寺を訪れ、平安時代の美術工芸の粋をあつめた国宝・金色堂や経堂などを見学し秋祭りでお囃子に合わせて獅子舞が舞い踊る境内を散策。地場で採れた新鮮野菜と食材で岩手風フレンチを提供するレストラン「ロレオール」で昼食をとったあと、日本三景の一つに数えられる松島を訪れ、縁結び橋が架かる五大堂や松島博物館を見学。途中立ち寄った観瀾亭では抹茶が振舞われ松島湾を眺めながら色づき始めた紅葉を楽しんだ。ゴルフ組は太平洋が一望できる絶好のロケーションを誇る仙台空港カントリークラブ(宮城県名取市)で6名が参加して親睦ゴルフコンペを開催した。秋晴れで汗ばむ陽気の中、熱戦を繰り広げ、小田幹人氏が優勝した。仙台空港で観光組・ゴルフ組が合流し、和食「寿松庵空港店」で表彰式を兼ねた打ち上げを行い、今回旅のコーディネーターとして大活躍した小田副会長の労をねぎらうとともに、来年の総合展の成功と青年部会員のさらなる結束を誓い合い、帰阪の途についた。 


******* 会員だより*******
 
 


椛蝌a金属社長に木村和弘氏
   椛蝌a金属(賛助会員)の社長に木村和弘氏が就任しました。


椛$バルブ製作所が叶生活製作所に改称
   椛$バルブ製作所(賛助会員)が叶生活製作所に社名を変更しました。


ホーコス椛蜊緕x店が移転
   ホーコス椛蜊緕x店(賛助会員)が移転しました。
   〒541−0046大阪市中央区平野町2-6-11
   TEL 06−7711−0620   FAX 06−7711−0621


新賛助会員
   叶西水道機器
   〒761−2103香川県綾歌郡綾川町7188-1
   社長 川西 秀明氏
   TEL 078−877−2800   FAX 087−877−2801


*******お知らせ*******
 
 

◇ 新年賀詞交歓会
   平成25年の新年賀詞交歓会は1月8日(火)午前11時30分より心斎橋のホテル日航大阪で開催します。


大阪管工機材商業協同組合
〒550-0012 大阪市西区立売堀4丁目5番1号
電話 06-6531-6385  FAX 06-6536-6525