商品知識研修会を開催
 化成品、ウォーターハンマー、ポンプの基礎知識を修得

   第1回研修会の様子組合員企業の若手社員らを対象にした商品知識研修の今年度第1回研修会は2010年9月6日午後6時から約2時間、大阪市中央区の大阪府商工会館7階第1講堂で開催した。 
   第1回には60名が参加。はじめに事業・教育委員長の恩智秀直副理事長が「この商品研修会も今年度で4年目の開催となる。毎回好評をいただいており、今年度もテーマを絞って4回程度の開催を予定している。毎日暑い日が続いてお疲れのことと思うが、イロハのイから学んで知識を吸収して明日からの業務に役立ててほしい」とあいさつした。 
   研修会では化成品と水栓をテーマに取り上げ、三菱樹脂販売関西支店営業第1部大阪エリアグループの塩野政紀課長代理が「管材製品(塩ビ管など)の基礎知識」、カクダイ製造本部管材設備事業ユニットの上出博章氏が「ウォータハンマーとは」と題して研修を行った。 
   化成品では、代表的な樹脂管の特徴と接続方法やプラスチック管継手の選定基準、リサイクルについての取り組みなどについて学習した。水栓については、ウォータハンマー現象の原理や具体的な発生事例、防止対策として有効な水撃防止器の種類などが紹介された。 
   第2回研修会の様子今年度第2回目の商品知識研修会は10月5日午後6時から約2時間、大阪市中央区の大阪府商工会館7階第1講堂で実施した。第2目研修会には40名が参加。化成品とポンプをテーマに取り上げ、前澤化成工業関西支店営業一課の柴田賢一営業担当係長が「排水設備の基礎知識」、日立産機システム環境・省エネソリューションセンタの吉井克己主任、吉水広文主任、西畑実希主任の3氏が「改正省エネ法・省エネ診断事例」と題して講義した。 
   化成品については、排水設備の種類や主な排水管の口径、トラップの構造、通気方式の基本事項について学習した。ポンプでは、改正省エネ法の概要や関連法令、現在同社が取り組んでいる省エネ改善事例などが紹介された。 


職場の魅力向上研究会を開催
8月度は人材開発で情報交換
9月度は異業種経営者から学ぶ

   組合の職場の魅力向上研究会は2010年8月3日に組合会館で8月度の研究会を開催した。  
   この研究会は、自社の職場環境を向上させ魅力ある職場づくりを実現することを目的に一昨年から開催しているもの。労働時間の短縮や社員の能力開発などをテーマに取り上げ事例発表や企業訪問を行い、参加した各企業が現在抱えている問題点、自社情報の発信、意見交換を行っている。 
   8月度研究会では「人材開発マネジメントの体系」をテーマに、昨年度研究会で職場を訪問した昭栄の松浦健二専務と福井製作所の福井勲社長が自社で取り組んでいる事例などの発表を行った。 
   松浦氏は、「信頼度bP企業」をめざす“3S+One”と名付けた業務効率化活動の取り組みや全社員を対象に行ったアンケート調査を通しての人事制度、教育体系の見直しなど今後に向けての取り組みを紹介した。 
   福井氏は、世界一の安全弁メーカー“FUKUI”ブランドの構築に向けて行っているグローバルマーケティング委員会の実践事例やすべての情報を社員全員が共有する徹底した情報公開など互いを認め合う職場の環境づくりへの思いを語り、意見交換が行われた。 
   9月度研究会は9月15日に組合会館で開いた。今回は外部講師として段ボール加工業のペーパーワールド社長の岩崎隆氏を招き、「可能性を開花させる発想力」をテーマに、経験談やヒット商品を生み出すアイデアなどについて講義を聴き、意見交換した。
   同社は、昭和35年の創業以来、段ボールケースの製造を主として各種美粧パッケージ設計・製造、デザイン提案など行っており、牛乳パックを再利用した組み立て工作キットや段ボールのネット販売サイトなど幅広く事業を展開している。また、9月から段ボールの可能性を創造するメーカーとして新天地へ飛び立っていく想いを込めて社名を城東紙器から「ペーパーワールド」に変更した。
   研究会で岩崎氏は、厳しい経営環境の中から段ボールが素材として秘めていた新たな可能性を見いだし、オリジナル商品を開発していった経緯や外部とのネットワーク作りを活かした商品開発の重要性について経験談を交えながら話し、昨年から行っている3S活動などの取り組みを紹介した。参加者は岩崎社長の自由な発想に大いに刺激を受けていた様子で、活発に意見交換を行った。


卸商連のパソコン研修会に参画

   2010年9月に大阪市中央区の大阪産業創造館で行われた大阪卸商連合会主催の「平成22年度IT研修」に参画し、組合員企業の社員らが出席してパソコンの基礎技能を学習した。 
   この研修は、会員団体の社員教育の一環として同連合会が実施しているもので、パソコンの初心者向けの基礎操作からスキルアップをめざすエクセルを用いた数式や関数の活用、データベース管理などを学習する。今年度は、3つの研修コースに分かれて9月28日のエクセル初級コースを皮切りに各コース2日間、計6日間の日程で行われた。 
   初日の28日には、当組合情報化推進委員会の川村耕一委員長も会場を訪れ、「社内での実務に必ず役に立つ内容の講習となっているので、仕事を終え、お疲れのことと思うが、2日間計6時間の講習をしっかり受講していただきたい」と出席者を激励した。 
   受講者は、数字データの入力やグラフ作成の基礎、効率的な表作成、データ分析機能の活用などを学習した。 


中小企業団体大阪大会
当組合役職員6名が表彰される
安藤理事長は知事表彰受賞

   大阪府中小企業団体中央会主催の第52回中小企業団体大阪大会が2010年9月14日、大阪市中央区のホテルニューオータニで開催、府内の中小企業の代表らが出席し中小企業対策費の増額などを求める「中小企業再生緊急アピール」を採択した。 
   府内の中小企業団体の発展に貢献した優良組合・役員に対する表彰も行われ、知事表彰、中央会会長表彰など20の団体と個人163名が表彰を受けた。 
   当組合からは知事表彰の部で安藤康雄理事長、組合経営功労者の部で多田修三副理事長、川村耕一会計理事、名田篤理事、春日井明徳監事、組合事務局優秀専従者の部で前田芳信事務局長が受賞した。 
   安藤理事長は知事表彰受賞者(20名)を代表して木村慎作大阪府副知事から壇上で表彰状を手渡された。


賑やかにビアパーティ開く

   夏恒例のビアパーティは2010年7月14日に組合員、賛助会員ら315名が参加して中央区のヴィアーレ大阪で開催した。 
   初めに安藤理事長が「夏の組合行事として昭和61年に大阪・ミナミの近鉄難波駅ビル屋上ビアガーデンで納涼ビアパーティを開いてから今年で25回目。今回は昨年までの大阪厚生年金会館から場所も移した今日は新鮮な気分で大いに飲んで食べて楽しんで、リフレッシュしてもらいたい」とあいさつし同氏の発声で乾杯して開宴。 
   宴半ばには、例年のジャンケンゲームから趣向を変えて「○×ウルトラクイズ」が行われ、多田修三副理事長考案の難問珍問に、参加者らは大いに頭を悩ませながらも優勝賞金めざして大いに盛り上がり親睦を深め合った。


青年部が異業種卸商団体と交流

   組合のPSTO青年部(会長上田秀人氏)は2010年7月23日、当組合会館に泉州卸商業団地協同組合(理事長小倉正恒氏)の青年部メンバーを招き、意見交換会を開催した。異業種ではあるが、同じ卸売業に携わる者として現在抱えている問題点や青年部活動の新たなヒントを交流の場からそれぞれが見出していくことを目的に企画されたもので、今回が初の試み。 
   泉州卸商業団地協同組合は昭和42年に設立された総合卸団地で、現在42の企業が加入。大阪府岸和田市を中心に泉州地区の流通拠点として、鮮魚介類、加工食品、雑穀から包装資材、日用雑貨まで幅広い分野の商品を取り扱いバリエーションに富んだ商業活動を展開している。 
   意見交換会には、両組合の青年部役員12名が参加。初めにPSTO青年部の川村太一会計が青年部としてこれまで行ってきた活動内容と今年度の活動計画を紹介。引き続き泉州卸商業団地協組青年部の堺仁彦会長と中野雅之副会長が同協組の概要と青年部としての活動行事などについて説明を行い、青年部に入会するメリットや卸業の展望などについて意見交換を行った。 
   取り扱い商品や立地条件などまったく異なる業種の青年部の取り組みに両組織のメンバーとも大いに刺激を受けた様子で、次代の経営を担う同じ一員として、それぞれの業界への思いを熱く語りながら交流を図り、親睦を深め合った。


青年部ボウリング大会55名が参加して熱戦展開

   PSTO青年部は2010年8月27日、大阪市北区の桜橋ボウルで「夏の集い」としてボウリング大会を開催した。 
   「夏の集い」は管材業界の未来を担う次代の若手従業員を対象に、親睦を深め合う交流の場を設けようと青年部が夏のイベントとして実施しているもので、今回で3回目。前回に続いて今回もボウリング大会とし、青年部加入企業のうち13社から若手独身従業員55名が参加。所属企業の異なる男女4人がチームを組んでのチーム戦で熱戦が繰り広げられた。
   上田会長は開会式で、参加者らの緊張を和らげる見事≠ネガーターの始球式でゲームスタート。4人1組のチーム戦で、女性には1ゲーム20ピンのハンデが与えられ、2ゲームのアベレージピンの合計で優勝めざして熱戦が繰り広げられた。
   ゲーム終了後に会場を移して表彰式を兼ねた懇親パーティが催され、青年部会員として手伝いに来ていた阿部元昭氏(ヒロセコーポレーション)が「今日は一日、仕事で汗をかいて、ボウリングで汗をかいてご苦労様でした。毎日暑い日が続きバテ気味で大変だと思うが、体調管理には十分気をつけていただきたい。青年部の役員が知恵を出し合い、この夏の集いをはじめいろいろ企画していくのでどんどん参加してほしい」とあいさつし、同氏の発声で乾杯した。 
   表彰式では、参加者全員に上田会長から賞品券や図書券、駄菓子セットなどの豪華賞品が手渡され、順位と賞品が発表されるたび会場のあちこちから歓声と笑い声が起こり、親睦を深めあった。


******* 会員だより*******
 
 


潟xン社長に横沢好夫氏
   潟xン(大阪営業所が賛助会員)の社長に横沢好夫氏が就任しました。前社長深澤達雄氏は代表権のある会長に就任。


レッキス工業且ミ長に宮川純一氏
   レッキス工業梶i大阪支店が賛助会員)の社長に副社長の宮川純一氏が昇格、就任しました。前社長宮川恭一氏は代表権のある会長に就任。


渇`原シンワと荏原冷熱システム鰍ェ経営統合
   渇`原シンワ(大阪支店が賛助会員)は、荏原製作所グループの荏原冷熱システム梶i本社・東京都)と11月1日付で経営統合。存続会社名は「荏原冷熱システム梶v。経営統合で両社の主力製品である冷却塔・冷凍機を冷熱製品事業として一元化し、国内市場だけでなく海外市場にも対応できる体制を整える。


*******お知らせ*******
 
 


11月9日(火) 商品知識研修会(ご案内済み)
11月16日(火) ボウリング大会(ご案内済み)
12月7日(火) 商品知識研修会
1月7日(金) 新春賀詞交歓会
3月17日(木) 経営者セミナー・第15回総合展出品者募集説明会
日時未定 交通安全講習会
それぞれの詳細につきましては確定次第ご案内させていただきます


大阪管工機材商業協同組合
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